ねじ込み式管継手

プラントエンジニアリング

ねじ込み式管継手とは

ねじ込み式管継手とは、配管とネジで接合する継手になります。接合する配管の規格、材質などによって継手を使いわける必要があります。わたしの経験になるのですが、以下の3つに大きく分類ができます。

  • ねじ込み式管継手
  • 高圧継手
  • 管端防食継手

ねじ込み式管継手

一般的にねじ込み式管継手といえば、この規格に該当すると思います。

規格. JIS B 2301 ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手.
最高使用温度300℃
最高使用圧力1.0 MPa(温度300℃以下)
材質黒心可鍛鋳鉄品(JIS G 5705 FCMB 27-05)
SCS13
SCS14
ねじ管用テーパねじ(JIS B 0203)
口径1/8B~6B

高圧継手

高圧での使用や可鍛鋳鉄以外の材質(S25C、STSなど)のねじ込み式管継手を使用する場合は、この規格が該当すると思います。

規格. FAS 102(特殊配管用鋼製ねじ込み式管継手)      
材質メーカによる(炭素鋼、ステンレス)
ねじ管用テーパねじ(JIS B 0203)
口径1/8B~2B(継手種類・メーカによる)
主なメーカ
イハラサイエンス株式会社、株式会社フジトク

管端防食継手

管端防食継手は、硬質塩化ビニルライニング鋼管と組み合わせて使用する継手になります。
継手にコアを内蔵しており、赤水対策に優れた効果を発揮します。
見た目の色が青色なのですぐに見分けがつくと思います。

規格. JPF MP 003 水道用ライニング鋼管用ねじ込み式管端防食管継手
最高使用温度0〜40℃
最高使用圧力1.0MPa
材質黒心可鍛鋳鉄品(JIS G 5705 FCMB 27-05)
ねじ管用テーパねじ(JIS B 0203)
口径1/8B~2B(継手種類・メーカによる)
主なメーカ
日立金属株式会社、積水化学工業株式会社

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